A concept in development

編み文 Amibumi 編み方を、読める文へ。

日本語で対話しながら、編み物のパターンを書き上げる。正確な編み方と、そこに込めた理由や情景を、一つの文書として育てる制作ツールです。

Amibumiはtangled.workで開発中です。このページでは、実装済み機能ではなく、目指している制作体験を紹介します。

夜の机に置かれたAmibumiの画面と、二本の線が中央で重なる編み地
CONCEPT ART · AI-GENERATED · INTERFACE IN DEVELOPMENT

01 / Why

パターンは、命令の列だけではない。

目数や段数の正しさと、「なぜ、ここを少しゆるめに編むのか」。どちらも作品を次の編み手へ渡すための大切な情報です。

Guided authoring

日本語から始める。

英文パターンの略語を覚える前に、今できる編み方を会話の選択肢から選び、必要な値を確かめながら組み立てます。

Exact structure

編める意味を保つ。

目数、段数、反復、適用範囲を構造として持ちます。曖昧な箇所は推測で埋めず、文書を変える前に確認します。

Optional voice

言葉は、あとからでも。

普通の日本語パターンだけで完成できます。望む人は、理由、情景、編む人への言葉を編み方へ添えられます。

02 / Literate pattern

手紙を書くように、編み方を書く。

会話は制作の足場。完成するのはチャットログではなく、作者の言葉と実行可能な編み方が結び付いた、一続きに読める作品文書です。

濃紺の編み地の両側から進む二本の銀青色の線が中央で重なる接写
“TWO SHORES” · CONCEPT STUDY · AI-GENERATED
二つの〈声〉は、一段ごとに中央へ一目ずつ進む。
九段目。二つの青は、中央の一目で重なる。
「二つの岸」コンセプトスタディより

この文章は情景であると同時に、17目×12段の編み地へ別糸を重ねるduplicate stitchの構造と対応します。物語を技術指示に混ぜず、互いを参照できる形で残す。それがAmibumiのLiterate Patternです。

03 / Making

対話して、確かめて、推敲する。

専門的なCAD操作ではなく、その場で可能な選択と小さな確認を積み重ねます。iPhoneの縦画面を第一の制作環境にします。

  1. 01 編み方を選ぶ

    「カウル」「輪で編む」「作り目」のように、今の文脈で可能な編み方から始めます。

  2. 02 結果を確かめる

    目数、反復、適用範囲と、生成物への影響を先に示します。確認するまで作品の正本は変わりません。

  3. 03 言葉を添える

    必要なら、技術的な手加減と、その理由や情景を対象の編み方へ結び付けます。

  4. 04 以前の稿から書き直す

    元の稿を消さずに、任意の稿や箇所から新しい続きへ推敲できます。

04 / One meaning

一つの意味から、五つの見え方へ。

日本語を英文へ逐語翻訳したり、画面をそのままPDFにしたりしません。同じ稿にある編み方の意味を、それぞれの用途に合わせて独立に表します。

編み地と方眼紙、文章を配置するための白い紙が置かれた夜の机
TEXT · CHART · TEXTILE · ONE DOCUMENT

Japanese

日本語パターン

編むために必要な操作、目数、段数を自然な日本語で。

Reading

読みもの

作者の言葉とinstructionを、一続きの流れとして。

English · US

英文パターン

方言と用語体系に従い、semantic stateから正確に。

Chart

編み図

同じ編み方と適用範囲を、拡大しても崩れない編み図へ。

Publication

PDF

読みもの向け、作業向け、日英併記など、作品の意味とは別の用途別設定で整えます。

05 / Trust

作品は、つくる人の手元に。

Amibumiはブラウザで動き、作品をまず手元に保存する設計です。サービス化しても、作品の正本を会話やサーバー任せにはしません。

No account

登録なしで始める。

install、account、loginを必須にせず、URLを開いて制作を始められる体験を目指します。

Local first

端末内に保存する。

確定した稿をブラウザ内へ保存し、パターン本文を外部へ送らず生成できることを基準にします。

Your file

自分のファイルで残す。

全ての稿と推敲履歴をバージョン付きのプロジェクトファイルとして書き出し、別の端末へ移せる設計です。

06 / Now

In development at tangled.work

難しいからこそ、つくりたい。

編み物の意味を構造にしながら、作者の声を失わないこと。過去の稿を残し、複数の表現を正確に同期すること。Amibumiはまだ開発中ですが、この難しさを避けず、一つずつ検証しながらサービスへ育てていきます。