淡い色の靴下に入れた縄編みを、一組の模様として残します。裏2目、表6目、裏2目、表3目。表6目を3目ずつに分け、8段ごとに同じ方向へ交差させる模様です。
Amibumiでは、編み目記号で作った模様を、編むための文章でも確認できます。図の中に交差を置いたあと、その6目がどのような指示になったかを読む。入力した形と言葉を行き来するところが、この道具で記録する面白さです。
一組の大きさを決める
「編み目模様」から模様エディタを開き、横13目、縦8段の枠を作ります。右下が1目・1段目。今回は右端から、裏2、表6、裏2、表3と並べ、同じ列を上の段へ続けます。
空欄は表目の省略ではなく、まだ編み目を置いていない場所です。「空欄を表目で埋める」を使ってから、1・2・9・10目の列を裏目にすると、地の並びを作れます。
六目を、二つの束で指定する
「交差編み」を選ぶと、「最初に休める目」「次に編む目」をそれぞれ選べます。3+3なら両方を3目にし、「左上交差・手前に休める」を選びます。配置する位置は、交差が占める6目の右端です。この例では3目目を押すと、3〜8目に交差が入ります。
入力練習では、一組の1段目を交差段にしています。この8段を繰り返せば、交差は1、9、17……段と8段おきになります。「8段ごと」は間隔の話で、作品の最初の交差が8段目だという意味ではありません。写真の実物で最初に交差した段は、別に確認する必要があります。
図から、言葉へ戻ってみる
今回の入力では、1段目が「裏2目、6目左上交差(3目×3目)、裏2目、表3目」、2〜8段目が「裏2目、表6目、裏2目、表3目」と表示されました。交差の総目数だけでなく、3目ずつという内訳も残ります。
この一組を作品で横にいくつ並べるか、縦に何回繰り返すかは、模様の保存とは別に会話で指定します。一組を作ることと、一足全体の編み方を書くことを分けて考えられます。
4+2へ、配分を変える
応用例では「最初に休める目」を4、「次に編む目」を2にします。左上交差はそのままに、同じ1段目・3目へ置き直します。文章も「6目左上交差(4目×2目)」へ変わります。入力後は「この模様を推敲する」で確定します。
ここでの4+2は、単に合計が6というだけでなく、「先に4目を手前へ休め、次の2目を編む」という順序を持っています。2+4と取り違えないように、束の内訳と手前に来る側を一緒に確認します。
模様の名前や説明には、なぜ太さを変えたのかも添えられます。均等な縄にしたかったのか、細い束の動きを加えたかったのか。目数だけでは伝えきれない選び方も、編む言葉のそばに残しておきたいところです。
