13目×8段の小さな模様を、形の中に並べてみます。もとにするのは、淡い色の靴下の縄編み。裏2目、表6目、裏2目、表3目の中で、表6目を交差させる構成です。
Katagamiでは、模様をパーツ全体や一部の編み地領域へ繰り返して表示できます。小さな枠の中で模様を作ることと、それが形の端でどう収まるかを見ること。その二つを行き来しながら配置を考えます。
繰り返す大きさは、13目と8段
パーツの「編み図」を開き、「編み地・模様」で基本模様を編集します。「繰り返す大きさ」の横を13目、縦を8段にすると、この枠が一回分になります。数値を入れたあと別の欄へ移動すると、枠に反映されます。
表目を地にして、右から1・2・9・10目の列を裏目にします。3〜8目の6目が交差する束、11〜13目は隣に続く表目の列です。編み図の右下が1目・1段目なので、文章の並びを左からそのまま写さないようにします。
記号の高さと、交差の間隔
「左上交差」を選ぶと、「先に休める束」「次に編む束」に加え、「記号の高さ(図上の段数)」という入力欄があります。3+3の例では束をそれぞれ3目にし、この操作例では記号の高さを1段にします。
ここがAmibumiと違うところです。「記号の高さ(図上の段数)」は、図の上で交差記号が占める高さを指定します。8段おきに交差するから、この欄を8にする、という意味ではありません。交差の周期は、縦8段の反復枠と、その中に置く交差の位置で表します。
この練習では、一組の1段目・3目から交差を配置します。交差は3〜8目を使い、次の一組でも同じ場所に現れます。写真の靴下で最初に交差した段や、型紙全体の作り始めを指定したものではありません。
太い束と、細い束に分ける
4+2へ変えるときは、置いてある交差記号を選択します。「選択した交差を編集」で先に休める束を4、次に編む束を2にして、「交差の変更を適用」を押します。交差の位置と6目の幅、枠の13目×8段、両脇の裏目を保ったまま、束の配分を変えられます。
入力をやめる場合は「交差の編集をキャンセル」で元のまま戻れます。記号を取り除く場合だけ「選択した交差を削除」を使います。別の交差と重なる変更や、枠からはみ出す変更は適用されず、理由が表示されます。Amibumiで同じ位置へ置き換える操作とは、入口を分けて説明しています。
形の中では、端も見る
模様が一組できたら、「全体図を見る」で繰り返しの並びを確かめます。パーツの幅が13目の倍数でなければ、端に一組の途中が来ることもあります。全体へ並べるのか、一部の領域に限って入れるのかで、見え方も変わります。
今回の単一パーツの見本には、裾のゴム編み領域があります。そこは別の設定が優先されるため、基本模様がパーツのすべてに同じように現れるわけではありません。基本模様と領域模様を分けて考える例にもなります。
画面の配置ができても、4+2の実物のゲージが分かったわけではありません。束の配分を変えた編み地を服や靴下に使うときは、実際の糸で編んだあとに測った値を入れます。いまは、模様の構成と形への置き方を確かめるところまでを記録します。
